一流フォトグラファーが手掛ける「匠」の現像写真
TAKUMI’S PHOTO PLAN

拡大して比較してもらいたいのは、顔のお肌の綺麗でなめらかな仕上がり。
やみくもにお肌をツルツルにするのではなく、いかに自然な感じで綺麗に仕上げるかがポイント。
白無垢は光の影響を受けやすく、真っ白にトンでしまいがちだが「匠」の現像写真では全ての模様を完全に再現。
背景にも注目。新婦を引き立たせる為に明るすぎる箇所と暗すぎる箇所を個別に調整し落ち着いた仕上がりに。

逆光でのカットなので普通に撮影すれば人物は暗くなる。通常でればライティングなり現像でお二人を明るくするが、
ライティングだけでは不自然な光になり、現像だけだと背景が明るすぎてしまう。
目に映る全てのディテールを再現するのが「匠」の現像写真。
逆光で白くなりがちな空も青く再現。さらに画面左側の暗い部分もお二人の印象の邪魔にならないギリギリのレベルで再現。

普通にストロボを使っただけでは背景の装飾がテカってしまい何が主役か分からなくなってしまう。
かといってストロボを使わないとただの暗いカットになってしまう。
「匠」の現像写真ではライティングな適切な配置と現像技術で装飾の印象を残しつつお二人を浮き上がられせて
本堂内の凛とした空気感まで感じるようになった。

お二人を引き立たせつつ、紅葉を印象的にしたいので、背景だけをディテールが残るギリギリ一歩手前まで暗くする。
無駄な写り込みとなる画面上の屋根瓦と画面下のわずかに見える草は、
トリミングするのではなく画面を拡大し画質をキープ。
人寸が小さくても、肌をきれいにして新婦の白無垢の質感の再現している所も拡大してみてもらいたい。