
海外に挑んだ縁鎌倉ウエディング
縁鎌倉ウエディングの代表の周鉄鷹が初挑戦にして9作品中5作品が入賞。
そのうち2部門を3位入選、さらにゴールドメダル獲得という快挙を成し遂げた。
日本では横浜でCPプラスが開催時期と重なっていることもあり、
あまり知られていないWPPIについて、どのようなものか実際に行ってみたのでお話ししたいと思う。
以下、解説するにあたり不慣れな英語で解釈に相違があればご容赦願いたい。

WPPIとは(WEDDING&PORTRAIT PHOTOGRAPHY INTERNATYIONAL)の略で、
プロのカメラマンを対象にした見本市の事である。
日本で例えるなら幕張メッセや東京お台場のビッグサイトで開催される展示会の事である。
このような展示会はそのイベントを盛り上げるため、様々なイベントが行われるが、
WPPIも同様な理由でフォトコンテストが行われ、私達はこのフォトコンテストに出展した事になる。
ただ、展示会のサブ的にこじんまりとしたものではなく、
かなり本格的に行われているのである。
まずはどの位の規模かというと、世界各地から3000人以上がエントリー、登録審査員は40名以上、
出展出来るカテゴリーは40近くあり、審査会は2/25と2/26の丸2日間かけて行われた。
フォトコンテストの審査は皆さんがイメージするのは、
密室で審査員だけが写真を広げてあれこれ見比べるようなイメージかと思うがこのコンテストはとてもオープンかつ公平だ。
場所はホテルの宴会場の部屋を8部屋位を貸切り、それぞれカテゴリー毎に行われる。
部屋はクローズしていなければ出入りは自由だ。部屋の中に入ってみると、一つの部屋に審査員は7~10名・司会進行役1名・進行サポート役が1名、補助スタッフ2~3名がいる。
常に審査員は常に5名で一つずつ作品をチェックする。
審査員は年齢・性別・国籍・人種は様々で偏りが無いように配慮されている。
審査員は定期的に交代する上、自分や知り合いの作品だった場合は他の審査員に変わる事になる。
実際の審査はどのような感じかというと、
当日は朝8:00から各部屋で同時に審査開始。
色味を正しく見る為、部屋は薄暗く作品を展示する専用スタンドだけ明るくなっている。
また参加者が見やすいようにプロジェクターで表示される。
1作品づつ審査するが、審査する順番は公表されていない。
ただ審査の時間に近づいてくると出品者にメールで通知される。
審査する部屋に行って順番を待ってみる。
他の作品を見ている時はなんの事はなかったが、いざ自分の番になったらこの緊張感といったら半端ない。
部屋が暗くて静かだから余計に緊張感が高まってくる。
よく見たら審査員に知り合いがいた。高得点が得られるかも?とちょっと期待する。
そして出品作品が専用スタンドに置かれる。
審査員の持ち点は一人100点満点で減点方式。
5名の審査員の点数の合計しその平均点がこの作品の点数となる。
大きく分けて、
79点以下が落選
80点以上が入選の銀賞
90点以上で金賞
100点満点だどプラチナ賞となる。
その時、知り合いの審査員が他の審査員と交代した。
公平性を保つため、知り合いの作品は審査してはいけない事になっていたのだ。ちょっと残念。。。
審査員は食い入るように作品を見つめる。
感触は悪くない。
これは行けるかも?審査は5分位だがいい作品ほど時間がかかるようだ。
そしてプロジェクターのスクリーンの右下に点数が表示される。
82 81 79 78 80
進行サポートより「eighty(80点)」とアナウンスされる。
入選が確定した瞬間でもある。
会場内に拍手が沸く。
ホッとする瞬間であるが、ここでバンザイとか喜んではいけない。
公平に審査するため出品者は全て匿名で、出品者がわかるような行為をしたら最悪、失格となる恐れがある。
またこの審査会のいいところはどのような点が評価されたかなど、
フィードバックを得られるのがいい所でもある。
しかし私は英語が分からず何も得られなかったのが残念、、、
次の審査までまだ呼ばれていないので、
他の作品の審査を見る事にする。
次々と出される息をのむような作品群と厳しい評価。
その裏に潜むそれぞれのフォトグラファーの情熱に圧倒されるばかりであった。
こうして2日間に及ぶ作品審査が行われ、さらにそこから各部門の上位3作品が選考される。
選考結果は、2/28の夜ににホテルの大宴会場で盛大に行われたのだが、このあたりの演出は、
エンターテイメントの国のアメリカならではといえよう。
今回、2作品がファイナル進出し表彰台には逃したものの3位を獲得。
この審査までのプロセスを考えれば、初出展としては相当の快挙といえよう。
しかしながら、数々の優れた作品とそこに挑み続ける世界中のフォトグラファーたちのモチベーションの高さは
まだまだ見習わなければならず、より一層努力しなければならないものと痛切に感じるのであった。

↑審査会場の入り口

↑WPPIの見本市の様子


↑ファイナルに選ばれた瞬間の2作品目。一番左が縁鎌倉ウエディングから出品した作品
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