展望台が有名な『港の見える丘公園』のご紹介

小高い丘にある港の見える丘公園は、1962年(昭和37年)
自然の景観を楽しむための風致公園として開園しました。

ベイブリッジを望める展望台があり、デートスポットとして有名ですが
他にも撮影におすすめな場所が沢山ある公園です。

 

開港当時公園の周りは、外国人居留地となっていて
丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していたそうです。

公園内も大きく、イギリス山とフランス山の区域に分かれていて
どちらも西洋の雰囲気が楽しめます。

 

ここからは、公園内の撮影スポットをご紹介します。

 

フランス領事館遺構

当初あった領事館は関東大震災によって倒壊し
スイスの建築家によって再建されましたが、
その後、1947年に火事によって焼失した姿が現在そのまま残っています。

 

フランス山には当時上水道が無かった為、風車で水を汲み上げていたそうで、

この風車の基礎部分も遺構の隣りに残っています。

そして、ツタに覆われた外壁はどこかジブリ映画作品に出てきそうな雰囲気があります。

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

展望広場

横浜ベイブリッジを見ることができる展望広場には
長さ30m程の半円型の屋根があります。

 

その屋根の流れを生かした構図は、他にはない写真が撮れます。

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

イングリッシュガーデン

横浜でも有数のバラの名所で、外国にいるような雰囲気の庭園となっています。

イングリッシュローズをテーマに、一年草と宿根草が四季を通して様々な姿を見せてくれます。

5月頃がバラの一番の見頃となっています。

 

庭園の中央にある噴水の先には、赤レンガ造りの大佛次郎記念館があります。

庭園の花々と記念館を背景にした撮影は、この公園の定番ショットとも言えるでしょう。

ちなみに大佛次郎のペンネーム「大佛」は、鎌倉大仏の裏に住んでいた事に由来するそうです。

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

2023.03.11港の見える丘公園

 

山手111番館

大佛次郎記念館の奥に進み「イギリス山」エリアにある
山手111番館は、赤い瓦屋根に白壁が特徴的な洋館です。

ベーリックホールと同じ設計者J.H.モ-ガンによって建てられ、
1999年に一般公開が始まりました。

館内は、昭和初期の洋館の家具が配置されています。

 

横浜市イギリス館

港の見える丘公園のイギリス館は、1937年(昭和12年)に
上海の大英工部総署の設計によって建てられた英国総領事公邸です。

1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されていますが、
2階の展示室と復元された寝室は、一般公開されており、撮影ができるようになっています。

 

霧笛橋(むてきばし)

大佛次郎記念館と神奈川近代文学館を結ぶ歩道で
かながわの橋100選に選定されており、橋長は51mあります。

霧笛橋という名は、大佛次郎の『霧笛』から付けられました。

こちらも赤レンガ造りで橋の下のアーチが特徴的です。

 

1時間の撮影では回りきれないほど撮影スポットが
沢山ある「港の見える丘公園」をぜひご検討ください。

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